豊頃町クライミング教室スタート
今年度初となる豊頃町総合体育館クライミング課題セットと教室を実施してまいりました。
課題セットは教室に参加くださる面々を思い浮かべ「あの子登れるかな、この子このくらいなら届くかな」と試行錯誤しています。
難しい課題を作るのは大変だけど、ある意味簡単で遠くしたりホールド悪くしたりすれば良きかな!
優しい課題を作るのはある意味難しいく、思いもよらないポイントで初心者が手詰まりになってしまう。かと言ってハシゴ課題(ハシゴを登るように右左右左だけで登れるようなシンプル過ぎる課題)ってのは面白くないでしょう。頑張れば登れて発見もあるような課題を作りたいと思っているんですよ!!
このセッターは意地悪だなぁ、なんて思われているかもしれないけどもね。
ともあれ答え合わせは教室で・・・苦労しながらも完登者たくさん。まずまず良かったっす。
10月・11月・12月と教室あります。残り半分の課題セットは12月予定。どうぞよろしくお願いいたします。
ナニコレ
月に三回に分けて占冠の園児たちのクライミング教室を実施しています。
おわかりかと思いますが、大人を教えるより・・・大変なんだ!!
そのダイジェスト版。
ただただ可愛らしい。肉体は酷使するけど精神的には癒やされる〜😊
肉体のハードを救うためにもっと飛び降りの練習させなくちゃ。個々人の安全管理力も上がるし。とはいえ年長さん以外はあんまりやらせられないけど。
園内にある2つの保育所にはどちらもVOCK特性クライミングウォールもあります。
園児の時期にVOCKを通過する率100%の子供たち。クライミング経験当たり前の村としてナニコレ珍百景に・・・ちょっと弱いかー。
豊頃町のよいトコロ
豊頃町のルートセットと教室に行って来ました。
お昼に街の通りブラリ散歩していたら、物産館的な建物が新設されており寄り道。豊頃町のパンフレットを見ていたら
私も関わらせていただいているクライミングウォールが町の顔の一部として掲載されておりました。お仕事いただき感謝です。
ルートセットはやさしい課題を中心に。
VOCKホールドの課題もあるので是非登ってください。
夜は定例の教室です。
すごく一生懸命取り組んでくれる女の子がいて、どれだけ一生懸命かというと3回くらい泣いてました。
3分の2登ってしまうと怖くなって動けなくなってしまう。もう少しでゴールなのに足が上がらない。・・・よく分かる!!
特にオートビレー機って慣れるまでおっかないです。ここ豊頃町で十数年ぶりにオートビレー機を使った初回は私も怖かった。
何はなくとも信頼できる人間がビレーしてくれるのが一番心が楽ですよね。
というわけで、大胆に落ちる大人を演じてみせ、大丈夫だよアピールなどしましたが・・・。
「とにかく慣れるまで落ちちゃえ」で締めくくり。雑!!でも本当です。
落ちてもいいやの心持ちがないと引き出せない動きがあり、その動きこそスポーツとしてクライミングなわけです。泣くほど頑張ったあの子にエールを送ります。
日高高校スキー科
今年も日高高校のクライミング講習を実施させていただきました。
今年は白板を使ってみっちり座学をやってみた。
壁を目の前にしての座学はさぞかし気持ちが疼いたことと思う。「早く登らせろよ〜」の圧力に耐える私。なぜなら、なぜならば、とりあえず登ってみてで登らせると小一時間でバッキバキのバッキバキになってしまうのだよ、この年頃って。
1時間で死に体だと全4時間あるので手持ち無沙汰担っちゃうじゃないですか、私も生徒も!!
そんなわけでクライミングの歴史と種類。そして重心の移動と力の逃し方理論を白板を使って解説。
「意味分かる?」と聞くと「ウス」。「元気?」って聞いても「ウス」。「杵と?」って聞いたら・・・。それは心の中で聞いたけど!!言わずもがな・・・「臼!!」
若者め〜と思いつつ、ついに実習です。
まずはガバの梯子こと8級さん。次は7級かと思いきや一人が6級にチャレンジ。全然出来ないのを見て「いやいやいやいや」とばかりに全員飛び級参戦&撃沈。
散々6級を打って、バッキバキのバッキバキ。そして飛び級さえしなければ出来てた7級も👹化。
先生は思った。そう、それこそボルダリングですぞ!!
課題を通して気持ちは一つ。痛みと苦しみの共感と切磋琢磨。
「一人トップアウトは・・・みんなのトップアウト!!」
筋肉痛までがセッションがです。座学ではごちゃごちゃ言いましたが、私が伝えたかったのはそういう事。頑張った皆偉い。
どうもありがとうございました。ウス。
ルールとは・・・
先日7月に引き続き占冠村のプログラムで赤岩青巌峡クライミング講習を実施いたしました。
天気が良くて、最高のクライミング日和でした。ちらほらいたマスクの人もこの日は全然見かけず、最高の秋晴れを赤岩青巌峡のみんなで堪能です。
改めて首相が屋外マスク不要を伝えましたが、他では全然浸透していない感じです。
先日、植樹祭に行った際にも私の家族と、子供がちらほらマスクを外しているくらいで私達夫婦以外の大人は全員マスクですね。
私としては夏前に厚労省からもお達しがあったので外しているのですが、なんか斜に構えているように思われるならばちょっとは恥ずかしい😅
クライミングの話に戻りますね。
クライミングも様々なルールがある。カラビナの向きはこっちだとか、ロープの流し方はこうだとか・・・。で、ルールには理由がある。
順序としては、「理由がある→遵守する→ルールになる」となります。
それが時に理由を知らずに「ルールだから守る」となってしまう場合が多々あります。「ルールだから」だけが残ってしまい、理由もわからずに従う。これはやばい状況。
大事なのはルールではなく理由。理由を理解していれば、実はルールという部分はいらない。ルールというのは社会的共有ツールであって本質はない。
そういうわけで、今回は山岳ガイドさんが参加してくれたこともあってクライミングを安全に行うための【理由】の部分をしっかりお伝えさせていただきました。
理由さえ理解していれば、それはルールではなくても守って当然と認識され、自ずと遵守するわけです。
さて、マスクに戻りますが・・・納得いかない人もいるかと思うけど、論理で攻めていくとマスクを付ける理由に納得性が怪しい。これ、私調べね。
私は上記のようにルールより理由に本質があると考えているので、それはたくさん調べました。メディアが伝えたとか、偉い先生が言っていたとかそういう事で騙された経験めちゃくちゃあるじゃないですか。そりゃもうめちゃくちゃあるじゃないですか!!
なので納得行くまで自分で調べるんです。でも偉い先生ではない私がここで長語りしても陰謀野郎で終わり・・・。なので語りませんが、まあ大半の人は本質的な理由でもはやマスクしてないでしょ。多分。
そもそも理由の論理がしっかりしていれば、ルールである必要すらないわけです。クライミングの安全技術同様、理解していればやらずにおれない。共有ツールとしてルールが後からついて来るもんなのです。
マスクに関しては理由がずーっと曖昧模糊。この度も屋外不要というのであれば、なぜ不要なのか、理由の部分を誰もが納得行く形で説明すれば、みーんな外すはずなのですが、原則不要なんて言い方と論理の明確さがないので一応という形で外せないのが現状。・・・私は外せますが。
布切れ、紙切れは私達にとって本当に縋るほどのモノなのか・・・。
最後に、念のためこれはマスクを付けてはいけないって話じゃないですよ。万人を納得出来ないような状況を作ってくれるなって話です。
そのせいでマスクをしていない子供が暴力を振るわれたり、マスクをしたくない人が入場を拒否されたりと揉め事が起こっているじゃない。
今後も付け続けるにせよ、外すにせよですよ、理由の部分を論理で説明して欲しいものですね。
数字の羅列と岩遊び
新しいから何があるかわからないから・・・怖い!!で2年半超です。
ちょっと、分からなすぎですよね。
改めて、わかりやすい数字だけ追っかけてみたいと思います。分かっている数値と実数は当然違うので、目安としてね。
日本において一日に亡くなる人って4000人弱です。季節によって上下するけど調べると平均そのくらい。
で、✕365日で年間に140万人弱の人が亡くなります。
単純にこの期間、1,400,000弱✕2年半とすると・・・350万人弱が亡くなったと言うわけです。
内、アレで亡くなったとされる方が約3万人。
↑グーグルデータベースより
この2年半を通して亡くなった人350万人の内の何%がアレかな?
となります。
1000人の死者の内9人です。これが多いか少ないかというのはそれぞれにお任せする事として、
↑厚生労働省ホームページより
調べると、新しいアレで昨年末の時点で亡くなった方の平均年齢が82歳。
現在の平均年齢男性81歳・女性87歳なので大体符合する。
言うまでもなく、人は《何かしらかの原因》で最後を迎える。こうも符合してしまうと、特別にとんでもない病気ではなく、《何かしらか》の一つでしかないように感じてしまうのです・・・まあそれも感じ方はそれぞれということで、お任せしましょう。
ちなみに分かっている感染者数(9,316,954人)、死亡者(31,277人)の割合。
こんな感じ。1000人感染すると平均年齢82歳の3人が亡くなる。
ウィルスの特性として時間と共に毒性が弱まり、感染力が上がる。つまり、今後もっとこのパーセンテージは下がっていると予想されるわけです。更にこれは累計のパーセンテージなので、特性通りだとすれば現在はもっと低くなっている。
あと、全体1.2億人の感染率。
こんな感じです。
あくまで目安として分かっている数値を羅列してみただけ!
解釈は好きにしてもらうとして・・・厚生労働省も文部科学省も屋外マスク外していいって言ってる昨今
何でもかんでも中止だったあの頃よ、と思える日も近いのかしら。
まだちょっとキビシーけどね。
嗜んでたんで!
トマム保育園のクライミング教室、年度末で年長さん最後の教室となりました。
2020年度から始まったので丸2年ですね。クライミングをスポーツととして捉えると、どうしても個々人に向き不向きがあります。
この教室は幼児期にクライミングを通して身体の使い方と心の整え方に触れられれば、将来的に何らの形で活きてくるんじゃない?という感じです。
木登りの現代版ですね。
そういえば私が子供の頃は木登りってまだやってた。幼稚園の桜の木に梯子がかけてあって登りやすいようにしてくれてたわ。そんでよく登ってた。
大学生になってクライミングを始めてから大学の木もよく登った。木にスリング回して支点を作って、リードしてたあの頃。
そうやってさんざん登ってきた私が結果としてクライミングの先生を任せていただいているわけで、何がどう活きてくるのか!?・・・それはその時には分からない。
もしかしたら何らかの理由で崖から落ちて、恋人が片手で支えて宙ぶらりんみたいな場面に出くわしたとするじゃん。もう恋人は限界、手を離しそう・・・。
そんな時、「自分、保育園の時にクライミングを嗜んでたんで」って自力で登ってさらっとマントル返して「5級くらいかな」なんて言えるかもしれないじゃん。
まあ、崖から落ちないでほしいけど、建物の外観を登れるか登れないかでジャッジするの癖と言えるくらいになってくれろ!!それだけでも楽しいから。