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2015.11.24 Tuesday

父になる

この度はごくごく個人的な報告をさせていただきます。

じゃーん。

お父さんになりました。

陣痛が来てからこの子が生まれてくるまでのお父さんレポをここに記しておきます。
 
11.17出産予定日。陣痛の気配なし。

11.21嫁と友達のベーグル屋に行く。そこで先月末に子供が生まれた別の友人も出産前日に当ベーグル屋さんに来ていたとの事。「そんな事が二度続けば出産を控えた妊婦に縁起良いベーグル屋さんとして宣伝したいね」などと談笑。

ベーグル屋さんを後にして、せっかくなのでとどんころ野外学校さんで薪割りをする。薪割りも陣痛を促すらしい。

でか腹で薪割りをさせてくれと頼むと野外学校スタッフも心配そうなのをよそにパッカンパッカン薪を割る嫁に感心。

11.22深夜0時過ぎ。寝ていたら陣痛始まる。通常、陣痛が始まり、その間隔が10分間隔になるまで自宅待機なのだけど、いきなり3~4分おきに陣痛が襲う。これは・・・すぐ生まれちゃうのでは・・・。

深夜3時頃病院着。この時点で子宮口の開きが3センチとの事。10センチの全開まで待つので、思ったよりすぐじゃないみたい。

陣痛室へ通される。嫁、苦しそう。本で読んで勉強したところには初産婦は陣痛から出産までだいたい12時間~16時間との事。勝負はまだ先。小一時間しか寝ていなかったので(嫁もだけど)とりあえずちょっと寝ることに。

一時間ほど寝たところで嫁のうめき声が強く目が覚める。

旦那さんの役割とは・・・とにかく腰をサスサス。サスサスして、陣痛が来たら力いっぱいサスサス。擦るのは呼吸のリズムに合わせてゆっくり。

それから場合によっては尻を押さえる。陣痛が来ている時に尻を押さえてあげると妊婦は楽なんだって。

とにかくこれを12時間位続けねば・・・。
 

そして12時間後。

子宮口の開き4センチ強。

って、折り返し地点ですら無いじゃないか!!

本で読んだ知識に頼りすぎていた。助産師さんはちゃんと最初に「ここ(陣痛室)で二晩・三晩過ごす人もいます」と言っていたのに・・・。

体力のペース配分が12時間だったのでこの時点で体力はほぼ0な感じなんですけど・・・。休みなく腰を擦り続け、陣痛の度に腰を擦りながら時に尻も押さえ続けた。とはいえ、陣痛に苦しむ嫁の方が辛いのは確実なわけで・・・。

ここから気力の領域へ。

いろんな体勢を発明してはとにかく使う筋肉をシフトさせる作戦に。それと強烈な眠気。陣痛に合間に走って自販機に走りボトルの缶コーヒーのブラックを次々と4本飲む。

そして分かったこと →大量にコーヒー飲むと気持ち悪くなる。

しかし、その事さえ陣痛で苦しんでいる嫁に打ち明けるわけにはいかないのです。どう考えて辛さは嫁の方が上。気合で隠し通す。

腰を擦り、尻を押さえ・・・朦朧の30時間が経過・・・子宮口の開き9センチ強。ついに分娩台へ。

赤紫色の顔色をして最後の勝負。嫁の尻を押さえながらいきむ嫁を見ていたら「偉いもんだなぁ」と涙がとめどなく溢れる。

11.23午前10時頃、陣痛が始まってから36時間、自然分娩で息子誕生。こちらは涙じゃなくて笑顔が溢れた。

 


赤子が生まれ、一息つきあまりに疲労困憊で「にしても助産師さん、もうちょっと手伝ってくれればいいのに~」とのたまったら(随分助けてくれたのに不遜な一言ですな)、事前に嫁が提出していたバースプラン(どのような出産にしたいのか希望を伝えられる)なるものがあって嫁が提出した事は知っていたけど内容はほとんど忘れていた。

で、その中の記述に
 
  • 夫には出産に立ち会ってもらい夫の参加型出産にしたい。
  • 夫は何をして良いのかわからずうろたえると思うので陣痛の痛みを和らげるマッサージの仕方など夫にその都度教えてほしい。

という文言があり、おそらく助産師さん達は僕がちゃんと出産参加できる距離で付き合ってくれていたとの事。この文言を忘れていたのは夫はそんなに辛くないと思っていたから。時々辛そうな時に腰をさすってやったりするくらいなもんで結構暇なんじゃないかとすら思ってた。

そしたら休む間なんて無いのさ。陣痛の合間が1分~8分くらいだったので、その隙を見てダッシュでトイレへ行く程。後はひたすら腰を擦る。陣痛の波が来れば強く擦る。尻を押さえるは後半は必須になるし。

めちゃくちゃ辛かったんだけど、最後に分娩台での嫁を見て涙が止まらなかったのは陣痛という時間を共有できたから。そう考え直したら助産師さん達の気遣いに、すごく良い産院だな、と思った。

それにしても”夫が何をして良いのかわからずうろたえると思うので”ってのはわざわざ書かなくても、ねー。まあ嘘じゃないからいいけどにー。

 


ひとり家に帰って、風呂に入って鏡の前に立ったら妙に身体がキレている。体重計に乗ったら2.7キロの減量。生まれてきた息子2700グラム。

あれ、僕が産んだっけ?

これぞ夫の参加型出産なのか!?

これから嫁の出産がある予定の方には是非参加型出産オススメしたい。とにかく筆舌に尽くし難いすごい経験だった。こんなすごい事経験しないなんて勿体なさ過ぎる。

嫁との絆も愛も深まり、これから始まる子育ても二人で楽しめる予感がいっぱいです。

 


最後に、出産に縁起の良い(のかもしれない?)ベーグル屋さんは南富良野町のフォーチュンベーグルですよ。
コメント
おめでとうございます(^_^)ノ  

母子ともに無事で何より♪ あっ!旦那様は知らないけど(笑)

それにしても ブログ読んで 僕の愛?は軽すぎる………なぁ〜〜んて思わされました
(-_-;)

これから子育て&お互いに成長を 楽しんで下さい(^_^)。
  • よっちゃん
  • 2015.11.25 Wednesday 23:51
よっちゃん、どうもありがとう。

旦那は昨日までは確実に馬鹿だったよ。産院に行く前も独り言で「準備を荷物して出かけよう」と口にしてアワワワってなるくらい。

寝不足怖いね。今日は多分もうそろそろ治ってくると思うんだけど・・・。

愛は人それぞれだよね~。僕もほんとはこんなに頑張る予定じゃなかったもん。結果的に深まってよかったけど・・・結果的に大きな溝が生まれるタイミングであったとも言えるので「ああ良かった」とホッとしていたりして(^^)
  • 勘太郎
  • 2015.11.26 Thursday 10:43
本当に、おめでとうございます。
これからは、三人で、楽しい毎日を、お過ごしくださいませ。
  • kibidango
  • 2015.11.29 Sunday 08:28
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