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2018.11.07 Wednesday

ハンドメイド作家に心無い値下げ要求問題について

話題になっているニュース記事で

 

「材料費100円とかでしょ」ハンドメイド作家に心無い値下げ要求 テレビ番組が材料費と販売価格の差が大きいと放送

(↑記事リンク)

 

というのを読みまして、ほんとゾッとしちゃった。

 

僕の経験では若者に

 

「こんなの木削ってるだけじゃん」

 

と、なかなか芯を食うパンチを貰ったものです。おじさんは笑っちゃました。膝で。

 

削ってみ〜、木、削ってみ〜。思っているより硬いよ。思っているより難しいよ。思っているより木は高いよ。思っているより・・・。

 

思ってもみない、つまり想像力の欠如です。想像力は経験から生じるので経験不足とも言えると思うのです。

 

逆に、とんでもない境地に達していて、日頃から素手で石を削り取るくらいの事が朝飯前にこなしているゆえの御言葉という線もありますが、まあ、想像過剰でしょう。

 

 

他にも、【趣味作家問題】というのもあります。

 

例えば生活費に困っていない人が趣味で作った木工品を販売する際、原材料費くらいの値段で売ってしまう問題です。

 

消費者としては嬉しいばかり。趣味人は「僕はお金を稼ぐつもりはないから」と、承認欲求のみを満たし完結します。

 

消費者、趣味人共に気持ち良い関係を築き、悪い事など無く感じられますが・・・木工を生業にしている人達が死にます。ひとつの木工品が世に出るにあたって何処にも稼ぎが発生せず席がひとつ消えたわけです。

 

さらに消費者は安い買い物をした分本業の人達の商品価格が正当であっても、以後その価格を高いと勘違いします。

 

趣味人は悪気はないだろうし、悪くもない。でもちょっと業界の事も考えてあげる想像力があれば・・・ありがてぇ。

 

 

 

同様に【駆け出しの作家、売れる事を目的としてしまいがち問題】もあります。

 

作家業は孤独です。売れる承認欲求を常に求めます。孤独から開放される為に駆け出し作家などは非常に安価に作品を販売してしまうケースがあります。ゆえに売れても売上では生活が成り立たず、主力の仕事はいつまで経ってもアルバイトという事態に陥ってしまう。

 

そのスパイラルを作っているのは安価販売で業界の価値を下げ続けている当の本人というわけです。

 

業界の価値が下がれば既存の生業ハンドメイド作家も苦しい思いをしてしまうのです。

 

これも悪気はない。強いて言えば自身の未来のビジョンが想像出来ていない。

 

 

 

要はそれでも認められるように頑張るしかないんだ!!という事なのかもしれないけれど・・・新人作家や消費者様に努力だけではどうにもならない部分を知って貰い、ハンドメイド界全体が潤う方向になるといいなーと想像している次第です。

 

 

 

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