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2009.10.19 Monday

ぶらぶら in ニュージーランド 2 

レイクピアソンににてマジックマウンテンの二人用テントを張る。二人用テントとは知ってる人は分かるだろうけどかなり狭い。二人交互になってギリギリ眠れるだけのスペースだ。

ただ、狭いテントの方が防寒として正解かなと。しかもこの点とフライト本体だけでなく内側にももうひとつ層が作れる構造。なにせ家として一年間使うつもりだから寒いのは困る。

シュラフは−10℃までの化繊のもの。化繊にしたのは洗濯することを考慮して。

調理器具はMSRのウィスパーライトインターナショナル。これはレギュラーガソリンで使え、故障知らず。またガソリンをポンピングで圧縮して出すのでガス系と違い寒さで威力が弱まる事はない。ポンピングしだい。ガス系はまた空き缶がゴミにもなるからね。一度これを使えばガスには戻れないよ。


(↑なんか作ってる)


レイクピアソンにテントを設営し生活が始まった。

朝は寒いのでほどほどに陽がしっかり昇るのを待ち目覚め。昼食の準備をするしつつ朝食。朝食は昨晩の残り。晩飯は2倍作って朝飯を兼ねる。

時々湖の事を大浴場と呼び、入水する。10秒で限界が来る冷たさだったけども限界を超えて身体を洗う。



一日で一番頭がクリアになる瞬間。



眠眠打破いらずの頭で車を20キロ走らせるとキャッスルヒルにつく。岩がそびえ立ち城のように見える丘、それがキャッスルヒルだ。


(↑岩がもうはんぱない)

ニュージーランドでは日本よりも車上荒らしが多い。ぼろい車とはいえ生活用品が一式つまった倉庫の役割も兼ねているので気をつけなくてはいけない。日本ではあまり使っている人がいないハンドルロックを買って使っていた。

荷物はなるべく見えないように。

ゲートを開け、また閉じる。牛が逃げ出さないように。岩場には隣の牧場から出てきてしまった牛がよく歩いてるんだ。


(↑牛が有刺鉄線を越える瞬間。このゆるさがたまらん)

岩の取り付きに糞があるなんて茶飯事。慣れてくると乾燥さえしていれば手でどかせるようになる。僕はね。


広大なエリアはスピットルヒル、カンタムフィールドの二つに区切られている。

実は標高がそこそこ高く最初身体が慣れるまでは息切れする事もしばしば。


海外で一人ボルダリングを嗜むと一度休憩を入れると夢想に耽ってしまい危険。口がくっついて渇き、開かなくなるぜ。

何日かそんな日々を過ごしていたある日聞き覚えのある「がんば」の響き。ふらりふらりと遠巻きに近づく。やはり日本人だ!!嬉しいよー。

海外ツアーで来ていた日本の御一行。今でも時々ブログにコメントをくれるいーづかさんに始めて会ったのはこの時。

頼もしい。実に頼もしい。心が華やいだ瞬間。

数日ご一緒させてもらい、その間ニュージーランド在住中の日本人女性とイギリス人男性のカップルクライマーとその仲間達を紹介してもらう。この二人が凄いんだ。何かと人生における教えをいただいた。いーづかさん御一行帰国後も色んな岩場に一緒に行く事になる。


ちらほら仲間も作る事が出来、キャッスルヒルに行けばまずその仲間を探すのが日課に。みんなそれぞれいろんな国の人達で僕と同じようにクライミング目的でやって来ているので日がなクライミングばかりしている。



しかしね、ヨーロッパ圏の人達ってのは長期間海外で遊んじゃおうって考える人が日本人より断然多いように感じた。クライマーの集まる場所へ行くとローカルよりそういった人が多い事に気がつく。

それが大人になるための楽しい通過儀礼かのようにそれぞれ自身を磨く旅に出る。様々な出会い困難が卓上の勉学とは違った成長である事が認知されているのだと思う。日本ではどちらかというとやはり卓上の勉学が重視されているのだけど。

新卒じゃなきゃ就職が難しいなど変な風習があったりして良くないんだな。学校が終わって旅に出て就職するくらいがいいのだと思う。人が形成される上でモラトリアムに多様性がある方がいい。

日本は経済大国で不自由なく生きていけるという点で優れている。ただし年間分かってるだけで3万人くらい自殺しちゃう国なんだ。潜在的には行方不明者などを含めもっと自殺しているだろう。残業をし、休み無く働いてやっと維持している状態を是とするのか?と思ったらば僕は就職できなかったですだ。

ひょっとして人生ってもっと自由度が高いもんなんじゃないかって気がついたらばそれを大事にして下さい。ある常識が誰かの都合なんだと気がついたらば無視しちゃえばいい。誰かに文句を垂れられなくなる変わりに生かされる人生から生きている人生になるんじゃないかな?




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コメント
ニュージーランドは日本人でも安心してツアーできるし
ロケも最高です。やかましいアメリカ人クライマーも少ないから
トラップオンするにはいいですよね。
  • 2009.10.22 Thursday 17:48
確かにアメリカ人は少なかった。一番多く感じたのがドイツ人。それからその他ヨーロッパ人でアメリカ人はあんまりいなかったように思います。

それにキャッスルヒルなどアレだけの規模でありながらガラガラってのもすごくいい。

たぶんローカルのレベルが世界から見ると低く世界レベルの課題がほとんど無いからなんだろうと思う。っつても僕なんかには全然いいのだけども。



ちなみにミニキャッスルヒルがVOCK場ボルダーと言われてる筆甫の岩場です。
  • 勘太郎
  • 2009.10.23 Friday 13:16
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